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ちょっと遅いレポート

2014年05月07日
「こんごう」さん上の「金剛」さん

昨日の夕方に実家から戻りイベントの続きを始めました。
が、イベントの報告は後にしまして、

4月19日(土)に開催された
「第2回護衛艦カレーナンバー1グランプリ in よこすか(以下、カレーグランプリ)」
のご報告をさせて下さい。

事の起こりは4月18日(金)の「発:鴨提督 宛:蕎連海軍所属全提督 区分:緊急」の告知でした。

カレー食べ比べと護衛艦見学! 提督方はだいたいどちらも大好物です。
しかもそのカレーは各護衛艦が毎金曜日の艦内の献立(海自レシピ)として工夫を凝らした逸品ぞろい。
これを逃すわけにはいかない!
ただ、さすがに翌日では間近過ぎで外せない任務中の提督も多く、結局、金剛提督と私が開場15分前に現地に集合する事になりました。

会場は海上自衛隊横須賀地方総監部 逸見岸壁で、横須賀駅から総監部入口まで徒歩5分です。

これは金剛提督と私の当日の移動状態を示した地図ですが大きすぎます。ですから、小分けにした地図を各段落に貼り付けていますので、無理にこちらを参照なさる必要はありません。
カレーグランプリ当日移動全図

さて最初の問題は、何を勘違いしたのか、私が北鎌倉駅7時38分発の電車に乗る必要があると思い込んでいた事です。
この電車ですと8時には横須賀駅に到着します。しかも遅れては拙いとさらに1本早い電車にする始末。
結局1時間以上早く横須賀駅についてしまいました。

横須賀に向かう途中で早過ぎる事に気がつきましたが後の祭り。
まあ読む本は持ってきていましたから「ゆっくり待てばいいや」と気楽に考えていました。
電車の中も各車両10~20人づつぐらいでどちらかというとがらんとした印象です。その中に明らかに同じ目的と思しき人たちが散見できます。

ところが横須賀駅についた所で、子供の歓声が響きました。
「お母さん、「あしがら」だよ。ほら!」
「本当ね、「あしがら」ね」

ちょっとびっくりして声の方を見ると、若いお母さんと小学校低学年の男の子と女の子が窓の外を見ています。
いや確かにビルの隙間からイージス護衛艦「あしかが」のブリッジとマストの一部が見えていますが、しかし……。

今日はイージス護衛艦だけで、「こんごう」、「ちょうかい」、「あたご」、「あしがら」と4隻入港しています。
ちょっと知識があれば「こんごう」、「ちょうかい」(ラティス・マスト)と「あしがら」、「あたご」(ステルス・マスト)を間違える事はありませんが、
同型艦の「あしがら」と「あたご」をマストの艤装だけで見分ける事が出来るのはよほどのマニアです。

案の定、改札口を出るとその三人は楽しそうにカレーグランプリの会場方向に進みました。
それ以外にも、普通のご家族や個人が向かっています。もちろん明らかに同類と分かる人も多数いますが。
「そうか、今日は提督やオタクやミリタリーマニアだけじゃなく、単にレジャーとしてカレーグランプリを楽しみに来た人もいるんだな。でもあの年で「あしがら」と「あたご」のマストが見分けられるとなると末恐ろしいな」
とまだ呑気に構えていました。(このご家族が自衛隊関係者の可能性はありますが、それでもマストで区別できるのは凄いです)
入場まで

が、駅の外に出て海側に向かうと目の前に人の列が伸びています。
海側に向かって左に100メートルほどで総監部の入口ですが、人の列はそこから右手のヴェルニー公園脇の道沿いに150メートルほど伸びています。(図の黄色いライン)
慌てて最後尾に付いたのが7時40分で、列の写真を撮って提督方に一斉メールしました。

でも金剛提督はまだ電車の中で動きようもありません。
列の方は時間がたつにつれてどんどん伸びていきます。また、伸びる速度が加速しています。電車が到着する時間が遅くなるにつれてより多くの人が駅に降り立ち、こちらの列に加わろうと走ってきますので。

8時16分(図に40分とあるのは間違い)頃、二列縦隊だった列を駅前から総監部入口だけでもと六列縦隊に組み直しましたが焼け石に水。
(総監部入口にアクセスする道路はそこで行き止まりで自衛隊に用のある人しか使いませんから道幅一杯に並んでも他の通行人の迷惑にならないのです)
列はすでにヴェルニー公園の反対側の端にあるダイエーまで約600mの長さに伸びていました(図の橙色のライン)。

8時40分頃、「横須賀駅に着いたけど降りられない」と金剛提督からメールが。降りる人が多すぎて、ホーム上が身動きの取れない状態になっているとの事。まあ、はっきり言いまして横須賀駅は小さな田舎の駅(京急の横須賀中央駅の方が街中だし大きいです)ですから、こんな大人数を捌くのには無理があります。

ようやく駅を脱出した金剛提督は、9時近くになって駅から800m近く離れたアメリカ海軍横須賀基地(図上部の色の濃い部分)の入り口近くで列に並ぶことが出来ました。

9時ちょうどに入場開始。総監部本庁舎前でセキュリティチェックを受けて逸見岸壁へと進むと「こんごう」さんと「あしがら」さんが!

「あしがら」さん(一番手前、隣は「ちょうかい」さん、一番奥は「くらま」さん)と
護衛艦あしがら その1
「こんごう」さん
護衛艦こんごう その1
ついでと言ってはなんですが、「いせ」さん
(自称)ヘリ搭載護衛艦「いせ」-01

昔は護衛艦に「大きいなあ」という印象を受けていたのですけど、今は「コンパクトにまとめてあって可愛いなあ」と感じている自分にちょっと吃驚です。
会場内

平成の艦娘であるお二人の前で今度はカレーの配食を受ける列(図の黄緑色の列の折り畳まれた部分)に並びます。
この列は、この時点では護衛艦が2隻ならぶ繋船岸壁を一往復半していました。

そしてここに並んですぐ(9時15分頃)並んでいる人数が用意したカレーの量に達しまして、列が打ち切りになりました(図の赤いラインの末尾)

私は早く並んだ甲斐がありまして、30分ちょっとで無事カレーを入手。

カレーは4種類500円か8種類1000円(代金は容器とご飯の分でカレーの材料代等は広報費から出資されているようです)で、
円形の皿を4等分したくぼみにそれぞれのカレーが配食され、中央のくぼみに少なめのご飯が盛りつけられます。
8種類頼むとこの皿が2つになります。

カレー配食テント群の一番手前でお金を払うとご飯を持ったお皿を紙のトレーに嵌め込んで渡してくれます。
配食テント群では、それぞれの護衛艦のカレーが屋台の様に並んでいますので、お目当てのコーナーに行ってカレーを盛り付けてもらいます。

ただ一人が選べるのは多くても8種類。カレーは今回15種類エントリーしていますから、グランプリを競うどころか、下手をすると食べてさえもらえない可能性があります。
カレーを供する側は真剣勝負ですから、配食テント群の間の空間では、いいえ会場入場前の外並びの時から、各護衛艦の必死のアピールが行われています。
着ぐるみのパフォーマンスあり、しゃべりに自信のある隊員による歩きながらのトークショウあり、レシピを記した小冊子の無料配布あり。
もちろん自衛隊員ですから、絶対こっちが不快になるようなしつこい客引きはありません。加熱する客引き合戦を安心して楽しむ事が出来ます。

さて実際のカレーはこんな感じ

カレーグランプリ-01

回りに貼ってあるシールの番号がそれぞれエントリーしているカレーを示します。今回は次の15種類

1.横須賀潜水艦部隊「濃厚味わいカレー」
2.護衛艦あまぎり「天霧カレー」
3.護衛艦はたかぜ「はたかぜ(焦しチーズ)豚カレー」
4.護衛艦はるさめ「チキンスープカレー」
5.護衛艦むらさめ「むらさめカレー」
6.護衛艦たかなみ「燃えよ!スパイシーカレー」
7.護衛艦ちょうかい「特製シーフードカレー」
8.護衛艦おおなみ「プレミアムカレー」
9.護衛艦はまぎり「豚角煮と野菜のカレー」
10.訓練支援艦くろべ「呉代表カレー」
11.護衛艦くらま「内閣総理大臣喫食カレー」
12.護衛艦こんごう「チキンカレー」
13.補給艦ときわ「ローストビーフカレー」
14.護衛艦あしがら「ビーフカレー」
15.護衛艦あたご「ビーフカレー」

凝り過ぎのもありますが――つか、ローストビーフを別に入れるって豪華すぎるでしょう――基本みんな美味しかったです。食べた中では護衛艦はるさめの「チキンスープカレー」が一番気に入りました。

優勝は横須賀潜水艦部隊の「濃厚味わいカレー」だったそうです。残念ながら食べていません……ちょっと悔しいです。
食べられなかったカレーにやはり未練が残りますから、これはやっぱり大人数で行ってシェアして全種類食べるのがいいかと思います。

食べ終わった後は護衛艦の見学です。まだ大多数の人が並んでいるか食べているかの状態ですので、艦内の順路はがら空きでまわり易かったです。

「こんごう」さんを見学し、「あしがら」さんを見学し、もう一度「こんごう」さんに戻ろうとしたところで列に並ぶ金剛提督とエンカウント。
会おうと約束した時間から3時間半が経過しています。私の時は一往復半だったカレーの配食待ちの列は二往復半になっていました。

お客さんをまたせて申し訳ないと考えて下さったのか、有志の隊員によるパフォーマンスがそこかしこで行われています。

しかし、やはり圧巻だったのは「こんごう」さんのブリッジ横のウィングで吹奏して下さった軍隊ラッパです。
そう、まーふぃ提督の仰る「トテチテター」の実物です。
陸自は旧陸軍の面影を払拭するためにラッパ譜を全面的に改正したそうですが、海自は旧海軍のラッパ譜の多くを引き継いだそうです。
だからきっと、寒の戻りの春の青空を突き抜けて高らかに響き渡ったあの日のラッパの音色を艦娘さんたちも聞いた事があるはずなのです。

そうしたパフォーマンスを横目で見物しつつ、もう一度「こんごう」さんを見学してから、トイレの列(どう見ても男性の方は1時間待ち)に並んだりしているうちにとうとう金剛提督がカレー配食テント群に到着。

ようやく金剛提督もカレーにありつけました。提督が朝、列に並び始めてからすでに5時間が経過しています。
そして、配食後半はカレーの不足を見込んでかメニューは1皿4種類のみになっていました。

金剛提督が食事を済ませてから今度は一緒に両艦を見学します。
もちろん混雑して来ていますが、同時に増えた来場者に対して様々なサービスを行ってくれます。
「あしがら」さんの127mm砲の砲弾(約30kg!)と薬莢をかかえての記念撮影がありました。
「あしがら」砲弾と薬莢

様々な仕事着(艦艇戦闘服装、消防服装、潜水服等)を着てのパフォーマンスがありました。
「こんごう」さんと「あしがら」さんの隣に停泊している「あたご」さんと「ちょうかい」さんは、この日は一般公開されていません。
しかし、一般人が乗船しない――安全確保の必要が小さい――事を逆手にとって、主砲塔の動作を披露してくれました。
現在の護衛艦の砲塔は基本的に完全自動で内に人はいないそうですが、びっくりするぐらい素早く滑らかに動きます。

そうなると「こんごう」さんの乗組員も負けていません。ブリッジ前の高性能20mm機関砲(高い台の上に設置されているので一般人が甲板をうろうろしていても安全)の動作を披露します。
CIWS-01.jpg
これまた滑らかに目標を追尾しつつ蜂の唸るような音と共に毎秒3000発の弾丸を吐き出す様を実演してくれました。
もちろんこの日は実際の弾丸なしですが、迫力は満点。

三笠公園へ移動

大満足で見学を終了し会場を後にします。
総監部入口に露天展示してある古風なストックアンカーと護衛艦「あまつかぜ」のスクリューが見送ってくれました。

ヴェルニー公園に沿って東に進み(図の緑の線)途中で、金剛提督の「艦これゆかりの地マップ」に加える予定の「軍艦山城の碑」、「軍艦長門碑」の位置を確認しました。
それ以外にも、「海軍の碑」、「国威顕彰の碑?(銘板が取り外されていますが高雄型重巡洋艦の艦橋を丁寧に写し取った素晴らしい石碑です)」、「正岡子規の文学碑」等もあり、土地柄を考えればもっともですが、やはり艦これに嵌っている人間には魅力的なものの多い土地です。

左から、「軍艦山城の碑」、「国威顕彰の碑」、「軍艦長門碑」、「軍艦沖島」、「正岡子規の文学碑」
碑色々-01

その後は国道16号線に並行して進み三笠公園に向かいます。
途中の親水通りで鴨提督の銅像が!
鴨提督立像-01

それから数分も歩かないうちに今度は東郷提督の銅像が!
東郷提督立像-01

世界の海軍史に名を残す提督と並び顕彰されるとは、鴨提督も侮りがたし(笑)。

もう見学終了時間が近づいていましたので三笠公園は一周しただけです。戦艦三笠の見学はまた今度ゆっくり時間のある時に、他の提督がたも誘って行う事で衆議一決しました。

その後、しけこむ酒保を探した私たちが「豊丸水産」という居酒屋を見つけ入ったのは17時少々前。
様々な食材を注文してテーブルにある携帯コンロで炙って食べるというドゥ・イト・ユアセルフなお店で、
ラムネハイや焼酎「雷電(「らいでん」ではなく「いかずち」「いなずま」と読む事!)」等を楽しみました。
酒保、そして帰宅へ

そして19時少々過ぎに退去し京浜急行の横須賀中央駅からそれぞれの母港へと出帆しました。

「第2回護衛艦カレーナンバー1グランプリ in よこすか」ツアーはこうして終わりましたが、皆さまがいらっしゃられなかったのが本当に残念でした。

最大の反省点としては、やはりあの手のイベントをなめていた事です。
鴨提督のお話では、自衛隊のイベントはミリオタのみならず一般の人の人気も高いそうです。
特に今回は、自衛隊のイベント+国民食のカレー+首都圏近郊+艦これブームと好条件が重なっていました。
それを鑑みると集合は会場15分前ではなくせめて会場1時間前にすべきでした。

もっとも主催者側にとっても計算違いだったようです。
前回佐世保で2600人だったことを踏まえ6000人規模を見込んでいたら、その倍が詰めかけてしまったという……。

いずれにしてもまたいつか横須賀。または出かけていける場所で開かれる日を楽しみにしたいと思います。
でも横須賀。横須賀なら私は近いしね♪
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艦これ | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
No title
詳細なレポお疲れ様ですー。
いいなーやっぱり行きたかったー。カレーもそうですが、色々な碑を見てみたいです。まあ、私の銅像もあるようですが?(ドヤァ

ところで件のお子さん、多分マニアじゃないと思うんだ。何かの写真とか見て、軍艦=あしがら、もしくはステルスマスト=あしがら、と覚えている可能性もあるのじゃないかなーと思いました。そういうのよくあるじゃないですか、子どもには。

その辺り、イベント終わったら是非行きましょう。三笠見たい。豊丸水産にも行ってみたい。
No title
鴨提督、こちらもコメントありがとうございます。

ええ、カレーはやっぱり国民食ですね。日本人のレーションには絶対必要です。
自衛隊のイベントが和やかに大賑わいなのはちょっと嬉しいです♪

で、なるほど、その可能性はありますね。
ただ「あしがら」さんはあたご型護衛艦の2番艦なんですよ。絵本(に護衛艦が載るかは別にして)だと1番艦の「あたご」さんをフィーチャーするのではないかと思ったのですが。
でも鴨提督の推理は当たるからなあ。「艤装で見分けたわけではない」って説得力ありますし。うーん。

横須賀へはぜひ! 今度は三笠見学を中心にしましょう♪

豊丸水産もいいですけど(特にラムネハイがいいっ)、横須賀には「居酒屋 空母信濃(http://www.shellshellshell.com/shinano.html)」があるそうですよ。
艦これに実装される前に、一度行ってみたいです。
No title
レポート感謝です。お手製の「作戦経過図」を拝見するに、あらためてあの日のお二方の激戦、歴戦っぷりが伝わりますね。

記事からも伝わる盛況ぶり……。
もちろん艦これ効果はあるのでしょうけれど、こういうの、こだわらない人も増えているんだろうなと。遊園地や水族館に行く気分で海自のイベントにいってみよう、という。それでいいんだと思います。
史跡めぐりも楽しそうだナア。「三笠」は昔見ましたけれど、今はまた別の感動がありそうです。

金剛提督ともども、ほんとーにお疲れ様でした。
……「あしがら」を見抜くお子さんは、私は鴨提督とは違って神童とみています(笑)。きっと睦月型をずらり並べてもすべて言い当てるに違いない。
つーか、「あしがらね」と受けるお母さんも立派だなあ。……提督だろうか(笑
No title
モリアーティ提督(鎖Ⅵさん)、コメントありがとうございます。

作戦経過図ありがとうございます!
そう見て頂けたのなら成功です。まあ私たち二人の進路は東郷提督にT字をかかれた後のバルチック艦隊並に右往左往を繰り返していますが。

はい、提督の含有率は確かに高いです。でも普通の方も本当に多くて、私もそれが嬉しかったです。

お、神童説ですね♪ 親子二代で提督とかいいですね。
金剛提督の話では、艦これは一応18禁ですから(笑)小学生の娘さんの為にアカウントを取ってあげて二人で提督業に励んでいるお母さんがいらっしゃるとか。
そんなお母さんなら、
「平成のあしがらちゃんは一応駆逐艦なのね」
ぐらいは仰って下さりそうです。

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