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聖典新作とSS新作

2009年07月21日
うちの母屋は『マリア様がみてる』の二次創作サイトです。
‥と言いつつ、ここしばらく新作SS無しの状態が続いておりまして‥(伏し目)
で久し振りにSS『妄想姉妹と結婚妄想』の連載を始めました。
祐巳ちゃんと瞳子ちゃんのスール成立後の山百合会での生活を描いたコメディです。

連載にしたのは‥実は恥ずかしながら、まだ(全二十章のうち)最後の方の一章が推敲中で‥。
で、「全部完成してから」とか考えていますと仕事が忙しいとか何とか理屈をつけて、なかなか完成させませんので、自分を追い込むために毎日更新が原則の連載形式にしました。
これで頭の中に時限装置の時を刻む音が鳴り響く事になります。

もっとも、前回『結婚の諸相に関する普遍的ならざる一考察』で同じ事を目論んだのですが、失敗に終わり、最後の方の章のアップを大幅に遅らせた前科があります。
ですから、どの程度効果があるのかは微妙ですが‥。

もし宜しければ、ご覧頂ければ幸いです。

あと、新SSアップに伴って、SS(サイドストーリー)の展示頁のデザインの変更と、
遅ればせながら(本当に遅いよ)志音さまのサイトのブログを参考にさせて頂いて『GENOウィルス』チェックを行いました。(幸いにしてPCもサイトも感染していませんでした。)
志音さま、ありがとうございました。

そして聖典新刊『リトル ホラーズ』です。
六ヶ月前に『ハロー グッバイ』を読み終えた時は「ああ‥これで『マリア様がみてる』ともお別れなんだなあ」と感慨に‥耽るわけが無いでしょう!
あの読者を裏切るのを生き甲斐にしていらっしゃる(かもしれない?)今野先生ですからね。
『ハロー グッバイ』のあとがきで、「形をかえて‥」などと、さも今生の別れみたいな表現をなさった以上、「遅かれ早かれ再開する。それも別の時代とかでなくこの物語の延長線上で」はファンの方々なら当然予想していたと思います。
ただ、短編集とはいえ、ほんの半年後に再開できるとは思いませんでしたので、嬉しい驚きではありました。

で、簡単に感想を♪(もう隠す必要もないとは思いますが、一応ネタバレですので)
『マリア様がみてる』の短編集はいつもそうなのですが、
今回は特に、のりしろ(個々の短編を支える土台としての本編部分)が秀逸です。

菜々ちゃん視点で描かれているため、祐巳さん、由乃さん、志摩子さんが、一年生から見ると、かつての蓉子さま、江利子さま、聖さまに比肩するような威厳と落ち着きと適度な諧謔精神を持った存在として感じられることがよく分かります。(菜々ちゃん視点ですから由乃さんはちょっと威厳不足に描かれていますが‥まあそれは仕方ありません)

そして、個々の短編はすべて「ちょっとホラー」または「ちょっとふしぎ」な味わいを持つものが集めてありまして、あまり本編との整合性に拘らなくてすむ短編の醍醐味を堪能しました。

「チナミさんと私」(フェアリーテール風)突然登場した異形の存在を違和感無く受け入れる話。精神分析風に読み解いても面白そうですが、それは野暮というもの。すなおに明るい日の下のホラーを楽しみましょう。

「ハンカチ拾い」(リドルストーリー風)ほんの小さなきっかけで自分を変えていけた話ですが、でも、その力はもともと主人公に内在していて、主人公の繊細な感受性がそのきっかけを掴むというストーリー展開が、今回の短編の中では一番リリアンっぽいかもしれません。

「ホントの嘘」(ホラー風)ほんのちょっとした嘘を重ねていくうちに抜き差しならない状態に追い込まれる話です。主人公が重ねた嘘の結果としてのラストと考えるとちょっと教条的ですが、その嘘が日常だれでもつきそうな嘘ばかりですから、それを考えると怖いラストです。リリアン的にやはり一番の問題は姉の愛情を信じてなかったことなのでしょうか?

「ワンペア」(推理小説風)行方不明になった従兄弟の消息を追ってリリアンに赴任した主人公を待っていたのは‥。これはもうその従兄弟が悪い! あの勘違いは失礼という以上に相手にって致命的ですから‥殺されても文句は言えないでしょう。(殺されていない可能性が高いと思いますが)
後、主人公が何となくあの二人に魅かれている事にドキドキしました。(←ダメ人間の感想) 

「胡蝶の夢」(パラレルワールド風)今現実と思っている世界が実は夢かもしれないと考えてしまう話。これは本質的に証明不可能な命題ですから、物語のテーマとしては書き甲斐があります。この物語では、友人たちとの絆がキーになる点がリリアンらしくて素敵です。‥しかし、主人公が蔦子さんにした質問は失礼ではないかと‥(「妥当な質問じゃないか」と首肯しつつ爆笑)

で、この短編集をお薦めしつつ、祥子・祐巳編の前後の世代を主人公にした本編を始めて欲しいなあと思う今日この頃なのです。
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マリみて | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
結婚妄想
のんびり読ませていただくつもりが、現在までの章すべて読み通してしまいました(笑
そんなわけで、完結をたのしみにしております。

しかし本当、今読みたいのはこういう瞳子だよなあ……と。元気でスパイシーで自爆気味で突っついたら信号機みたいに表情を変えそうな可愛いお嬢様。ついでにツンデレ。
いや、瞳子成分を吸収させていただきました(笑
完結‥あ‥えっと。
ごきげんよう、鎖六さま。

「妄想姉妹と結婚妄想」お読み頂きありがとうございました。

> 元気でスパイシーで自爆気味で
> 突っついたら信号機みたいに表情を変えそうな可愛いお嬢様。
> ついでにツンデレ。

諸手、諸足、諸ドリルをあげて賛成です。
まあ、祥子・祐巳編終盤では、瞳子ちゃんが間際まであまりに多くの頁を占拠してましたから。
これ以上目立ったのでは、色々な人の恨みを買いかねませんし‥。(特に祥○さまとか○乃さまとかの)だから慎ましく大人しやかな妹を装っていたのですよ。

でも、祐巳ちゃんがちゃんと瞳子ちゃんの地を引き出してくれるはずです♪

では、続き頑張りますので、
もし更新が遅れましてもどうぞお見捨てなきようお願い致します(声の響きが切実だ)

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