09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

春イベ反省会 その2 E5、E6

2015年06月27日
えらく遅くなってしまいまして申し訳ありません。肝心の戦訓分析より、艦娘さんたちの四方山話がどんどん多くなっていきます。
まあそれが目的ですけど。
今回はE5とE6で。E7(ローマさん探索)とE8(レア艦(特に磯風さん)探索)はこの次に。

■E5『アンズ環礁泊地攻撃作戦』アンズ環礁沖【甲作戦】

・艦隊編成:通常艦隊+航空支援艦隊

・出撃回数……10
・途中撤退……1
・ボス戦A勝利4
・ボス戦S勝利5

・燃料-6000、弾薬-4000、鋼材-3000、鉄礬-2000、高速修復材-20

 大淀「いよいよエクストラ・オペレーションですね。E5とE6こそが本番、と言いますか、全力を尽くすに足る雄敵が相手です」
 提督「本当に全力が必要だったね。でもまあE6は出撃制限無しだし、後のレア艦掘りとかでの支障を考えなくてよければE5も、E3、E4に出撃してない艦娘なら誰でも景気よく編成できるからそんなに心配はしなかったけど」
 
 大淀「とはいえ、最終局面で敵の強化に合わせて武蔵さんを投入した以外は、結局最初に編成なさった艦娘で通されましたね」
 提督「うーん、面倒臭いのもあるけれどE5って結構動かしにくい編成だったよ。鈴谷さんと熊野さんは『らしんばんとの決戦(航路固定)』上外せないし」
 大淀「拘らなくて済ます事も出来ましたけど、空母一隻でFマスの航空戦という仕儀は出来れば避けたいですからね」
 提督「加賀さんと言えど……だね。航路決定には最上さんと三隈さんでもよかったらしいけど、うちには三隈さんいなかったしなあ。今もいないけど……orz」

【うちの鎮守府が突破した時に流れていた情報では上記の組み合わせだけでしたけど、その後「鳥海さん、龍驤さん、由良さんから2隻」や「川内さんと吹雪さん」や「蒼龍さんと飛龍さんと赤城さん」などの組み合わせも見つかったようです】

 大淀「戦艦枠は火力と装甲で考えると長門さん、陸奥さん、武蔵さんのうちのお2人ですね」
 陸奥「投入できる空母が一隻なら、制空権確保を考えると1スロットで46機を格納できる加賀さん以外あり得ないわね」
 加賀「(ちょっとだけ頬を染めて)恐悦至極です」
 長門「軽巡洋艦や駆逐艦の攻撃を一手に引き受けてくれるろーちゃ、あ、いや呂五〇〇も動かし難いとなると……なるほど殆ど固定編成だな」

 伊五八「異議ありでちっ!」

 提督「おおぅ、っと……どうした、ゴーヤちゃん。はっちゃんにイムヤさんにイクちゃんにまるゆさん、潜水艦寮一同うち揃って……あ、オリョクル行きたいの?」

 伊一九「オリョクルはもう飽きちゃったのって、何時も、何時も言ってるのっ」
 伊五八「それより舞鶴の温泉に連れて行って欲しいけどなぁ……じゃなくてぇ!」
 呂五〇〇「でっち、それろーちゃんの台詞ですって」
 伊五八「でっちじゃ無くてゴーヤだよおっ。もー何度言っても、ろーちゃんってば」
 
 伊一九「舞鶴の話もゴーヤの呼び方も後回しなのっ! そうじゃなくて、イクは今回のろーちゃんの出撃について抗議したいのね!」
 
 まるゆ改「ひ、被害担当艦って酷いと思いますっ!」

 伊八「そうです。(呂五〇〇を抱き寄せつつ)うちの可愛いろーちゃんに何てことさせたんです! 嫁入り前の娘の珠の肌に傷でもついたら如何するんですか」
 呂五〇〇「(赤くなりもじもじしながら)ろーちゃん……可愛いですって?」
 伊一六八「ろーちゃん、反応する所が違うから」
 加賀「それに伊八さんも言い回しが古過ぎなような……私たちは艦娘。戦闘に参加するのは天命、時に損傷する事も因縁。それに轟沈しない限り、傷は入渠で跡形もなく治す事ができます」
 伊八「そ、それにしたって最初から被害を受ける事を前提とするなんて」

 提督「君たちが何を勘違いしているか分らないけど、私はろーちゃんを被害担当艦として編成した訳じゃないよ」
 
 まるゆ改「で、でもろーちゃん毎回損傷して戻って……」
 陸奥「私たちも敵の主力艦を相手にして毎回損傷したけど……(小首を傾げ可愛らしく微笑みつつ)私たちって被害担当艦?」
 伊一九「そ、それは、勿論。陸奥さんたちを被害担当艦とは言えないのね……前世ならともかく」

 長門「前世は一方的に叩かれる事が多かったからな。でも現世の私たちは――もちろん呂五〇〇もだが――甘く見ると痛い目を見るぞ。特にろーちゃ、呂五〇〇は敵の攻撃を中破以下の被害で凌いだだけでなく、強かな逆撃を加えている」
 提督「そう、ろーちゃんは、今回の出撃では劈頭雷撃と雷撃戦でかなりの敵艦を沈めている。つまり深海棲艦と堂々と渡り合って勝利したわけだから――」
 陸奥「(潜水艦娘達にウインクを送りつつ)だから、ろーちゃんは艦隊主力だったと言えるのよ。私たちだけじゃ絶対突破できなかったもの」

 伊五八「で、でも、小っちゃいろーちゃんにそんな役目させなくても、ゴーヤとかイクとか古参の娘たちの方が耐久値も大きいし」

 提督「ろーちゃんは小型で耐久こそ君たちに一歩譲るが、装甲と回避は間違いなくトップだ、違うかい?」
 伊一六八「確かに、私たちの中では一番小柄なろーちゃんだけど、被弾による被害は少ないのよね」

 呂五〇〇「えへへー、ろーちゃん照れますって」

 提督「私はそこに賭けたんだよ。つまり『ある程度被害を受けても大丈夫』ではなく、『被弾しにくい』、『被弾しても被害になり難い』事を優先したんだ。だからろーちゃんにはダメコンを積んでないだろう」
 伊八「それもどうかと思いましたけど」
 提督「大破はしない、させない、観に行か……あ、いや。その何だな、大破はさせない『万が一大破したら潔く己の目算違いを認めて撤退する』その決意の表れなんだ」

 伊五八「提督……見直したでち(一応、キラキラ、キラ付け状態)」

 武蔵「(笑いを堪えながら)実際にはダメコンチームの運用に自信がなくて、己の運用ミスによる轟沈を恐れたが故だがな。違うか提督よ」
 提督「あ、武蔵さん、しーっ! しーっ!」
 
 伊一六八、伊一九、伊八、伊五八、まるゆ「(みんなよく似た納得顔で)そんな事だと思った(わよ、のね、です、でち、もん)」

 呂五〇〇「(きょろきょろ)何、何、何事ですって?」
 伊八「(改めて呂五〇〇を抱きしめつつ)提督はろーちゃんに心から感謝してるって。私に自慢していいよ、私たち潜水艦娘全員にとってもろーちゃんは誇りだからね」
 呂五〇〇「(褒められ過ぎてパニックを起こして)うわー、うわー、Danke、Danke!ですって」
 
■E6『打通作戦!ステビア海を越えて』ステビア海【甲作戦】

・艦隊編成:
 前半:連合艦隊(打撃部隊編成)+航空支援艦隊
 後半:連合艦隊(機動部隊編成)+支援射撃部隊

・出撃回数……26
・途中撤退……18
・ボス戦A勝利3
・ボス戦S勝利5

・燃料-22000、弾薬-21000、鋼材-9000、鉄礬-6000、高速修復材-93

 時雨「(慰労会から流れてきて戦闘詳報をめくりながら)……それにしても、資材の消費量の大幅な増加は覚悟してたけど、高速修復材の消費量が僕の想像を絶してるなぁ」
 満潮「遠征と任務で途中補給してるから、実際の消費量は完全に100超えてるわね」
 時雨「ふーん……って、満潮なの? 提督は?」
 満潮「鎮守府スタンドバーに行っちゃったみたいよ。すぐ戻るって言ってたけど、どうかしら」
 朝雲「(満潮に抱きつこうとして邪険に押しのけられながらも結構嬉しそうに)本音はE5の反省会の最後でまた臆病ぶりを暴露されたから恥ずかしくて逃げだしたんだろうしねー」
 
 時雨「あれ、二人とも大淀さんに追い出されたって聞いてたけど?」

 満潮「私はちょっとだけ外で潮風を浴びて頭を冷やした後、すぐ戻って来たわよ」
 朝雲「(何とか満潮に抱きつこうとあの手この手を弄しているが功を奏さないまま)私は泣き虫モード入っちゃった山雲を部屋で寝かしつけて戻って来たの」
 満潮「(抱きついてくる朝雲を五月蠅そうに払いのけながら)だー、かー、らー、あんたは山雲と仲良くしてりゃいいじゃない。同室であれだけべったり過ごしているんだから」
 朝雲「山雲は妹みたいなものだもの。そりゃ可愛いけど貴女に捧げている純愛とは少し違うわ(満潮を(恣意的な)潤んだ瞳でじーっと見つめる)」
 満潮「(朝雲の視線をうっかり受け止めてしまって暫時硬直)→→→→→→→→(漸く硬直解除)気色悪い事言うなーっ! 殴る、やっぱり殴って性根を叩きなおすっ。軍人精神注入棒はどこに……」

 大淀「(氷の様な冷たい口調で)お二人ともまた放り出されたいのですか?」

 満潮「あ、いえっ。失礼しました」
 朝雲「私たち二人とも、E6ことステビア海打通作戦の戦訓分析に参加する事を心から望んでおりますっ!」
 大淀「それは嬉しいです。分析に携わる艦娘は一人でも多い方がより多角的で詳細な検討が出来ますから。で、満潮さん、朝雲さん?」

 満潮、朝雲「(やや怯えて)ひゃ、ひゃい?」

 大淀「提督の動向と申しますか行方ですけど、先程のお話は本当ですか?」
 満潮「あ、はい。さっき司令官公室に資料を取りに行った帰りに控室の前でお会いしました。その時にそう仰っておられましたけど」
 朝雲「私の意見は日頃の提督の行動からの類推にすぎませんが蓋然性は高いと思います」
 大淀「そうですか……それですと提督は戻ってこられても酩酊状態かもしれませんね(溜息)。仕方ありません。こっちはこっちで続けましょう」

 伊勢「ほら、提督だって勝手に反省会抜け出してるじゃない。私が抜け出して悪い訳が……」
 日向「(こっそり抜け出そうとする伊勢の襟首を再び捕まえて引き戻しながら)『殷鑑遠からず』だっ。悪い見本に倣うんじゃない!」

 大淀「(何の彼の言いつつ楽しそうにじゃれている(ようにしか見えない)伊勢と日向を横目でチラ見しつつ微笑んで)さて、E6では前半が水上打撃部隊、後半が航空機動艦隊という構成でしたが……」

 扶桑「水上打撃部隊の主力は長門さん、陸奥さんに山城と私でした。前半だけとはいえ主力として出撃できた事は艦娘として冥利に尽きます」
 山城「どうせなら姉さまに最後まで主力を任せて下さればよかったのに。どうせ例によって資材の枯渇が原因なのでしょうけど。…ほんとっ、あの無能提督は」
 
 扶桑「山城、そんな風に言うものではないわ。提督は私たちに目をかけて下さっているのよ。ほら(ちらっ)、このプリエーゼ式水中防御隔壁だって最新鋭装備を優先的に私たちに提供下さったのだし」
 
 日向「お、おいっ。山城どうした?」
 時雨「あー、(扶桑のあられもない格好と華血まみれの山城を見比べて、さもありなんという表情を浮かべやや事務的な口調で)大丈夫ですか、山城さん?」
 山城「(噴き出した華血を抑えながら)ね、姉さまっ、人前で素肌を曝してはなりませんっ!((声を潜めて)そんな振る舞いは二人っきりの時だけに……)」
 扶桑「そんな事よりその出血は!? (慌てて山城を抱きかかえるように支えながら取り出したハンカチで華血を押さえて)ど、どうしたの、山城。体調がよくないの? 入渠する? 大規模作戦が終了して一段落したから今なら空いていると思うわ」
 山城「い、いえ。だ、大丈夫ですから。ハンカチが汚れますっ。((先程より更に声を潜めて)これ以上姉さまに接近されたのでは失血死か至福死が待ってますぅ……)」

 最上「(上を向いた山城の鼻をティッシュで押さえてそのうなじを手刀で軽くたたきながら)山城、これでどうかな」

 山城「ありがとう、もう大丈夫みたい。姉さま、ご心配をおかけしてすみません」
 扶桑「そんな事は全然かまわないけど、本当に大丈夫なの?」
 最上「後は僕が面倒を見るから、扶桑さんは反省会を続けて貰えますか。ほら、中断しちゃってますから大淀さん困ってますよ」
 扶桑「そう? …………(山城と最上と大淀を何度か見比べた後)最上、申し訳ないけれど後は宜しくお願いします。山城、無理はしないようにね」
 山城「ご心配頂いてありがとうございます、姉さま。ちょっと打ち合わせスペースのソファをお借りして(姉さまの今のお姿をじっくりと反芻して心に焼き付けておくべくっ)休んでいますね」

 大淀「(やや苦笑交じりに)ええっと、もう反省会を続けても宜しいでしょうか?」  

 扶桑「あら、ご、ごめんなさい。ええと……そうそう、プリエーゼ式水中防御隔壁の事だったわね」
 大淀「はい、E6前半では最も印象的な出来事だと提督も仰っておられました。あ、も、もう見せて頂かなくて結構ですよ」 
 扶桑「そう?(服を直しながら) 確かに……私もこの鎮守府で長く過ごしてきた一人ですけど、忘れられない出来事になりました」

 北上「(あっけらかんとした調子で)E6の第伍戦までのうち四戦だったっけね。扶桑さんか山城さんが大破したのは」

 扶桑「そうなのです。しかもその中の三戦は私たちの大破が直接の撤退原因になっていたの。主力艦としての活躍を期待されながらの体たらく……提督にも皆さんにも申し訳なくって……」
 大井「そんな事はありませんわ。私や北上さんも大破してますし。撤退が頻発したのは、やはり作戦の最終局面の難しさに起因するものだと思います(でも、他の艦娘の大破は兎も角、北上さんにまで大破を甘受させた事は、許す気も忘れる気もないですからね、て・い・と・く)」
 扶桑「慰めてくれてありがとう。大井さんはいつも誰にでも優しいのね」
 (一瞬みんなの会話が途切れ次の瞬間、驚愕の視線で扶桑と大井を見比べだした。「いつも?」、「誰にでも?」、「優しいって? 誰が?」北上だけは悠揚迫らざる態度で宴会場から持ってきたアイス・チャイ・ラテを啜っている)
 扶桑「あの時もみんなは慰めてくれたけど……。でも忸怩たる思いを抑える事は難しかったわ」

 陸奥「第六戦出撃前にガンルーム(士官室転じて艦娘出撃待機室)に集まっている時だったわね。扶桑さんと山城さんに限らず、頻発する大破撤退を減らす方策を練っていた所に提督が現れて――」
 長門「意気揚々と、リットリオとローマから借りてきたというプリエーゼ式水中防御隔壁を誇らしげに披露したのだったな」
 扶桑「ええ、明石さんが山城と私に装備して下さって、提督は『多少火力は低下するけど、きっとそれを補って余りある効用があるはずだよ』って励まして送り出して下さったの」
 長門「まあ、あの提督の提案だから話半分に聞いていたが、第六戦から第九戦までは二人とも損傷(小破以下)以下で切り抜けたからなぁ。効果絶大だったな」
 
 大井「私にも印象的でした。あの提督の着想が功を奏したという事実に驚かされましたから」

 北上「大井っちは辛辣だねぇ。(一同瞑目しながら深く頷く)まあ、終わりよければすべて良しって事でいいんじゃないかな」
 金剛「Just momant ネ、北上ィ。それは違いマース。提督はその直後に重大な判断 miss を take しているね」
 北上「空母機動艦隊に切り替えた事? あの時の資材備蓄量から考えるとやむを得ない気もするけど」

 金剛「物には timing というものがありますよ。扶桑と山城の success で team 全体が flow になっていたのに、それを解体するなんて、まったく sheer folly (愚の骨頂)ネッ」

 満潮「水上打撃部隊による資源の激減振りに周章狼狽したあげくの編成変更だもの、状況を確認する余裕がなかったのよ……にしても、臆病にも程があるわっ」
 金剛「おおぅ、満ッチーも辛辣デェス。(なんだか楽しそうに)大井ッチーといい満ッチーといい、この鎮守府には twin-delay が多いですネー」
 満潮「ミッチーじゃなく満潮ですっ。それに率直な印象を吐露しているだけでツンデレでも何でもないわ! 第一 twin-delay ってなによ、『よく似た遅延』?」
 金剛「発音の似た単語で代替してみたケド、満潮はちゃんと understand できたじゃないデスカ。きっと、いつも呼ばれ慣れてるからネッ」
 満潮「呼ばれてないわよっ! だいたい……(むぐっ)」
 大井「(満潮の口を後ろから両手で塞ぐと)それよりも何よりも、私の事を大井っちと呼んでいいのは北上さんだけ。何度言えば分って頂けるのかしら」

 北上「そうあからさまに言われると照れちゃうなー。ありがとね、大井っち」

 大井「いえ。そんなぁ……じゃなく! あまり調子こいてると金剛さんと言えども片舷20射線の61cm酸素魚雷が黙っていませんよ」
 金剛「それは大変 sorry ね。でもオーッ井は面白い事を云うですねー、20斜線の魚雷デスか―」
 大井「人の名前を呼ぶ時におかしな抑揚つけるのも止めて頂けないかしら」
 時雨「……えっと『調子こいてる』って?」

 大井「(赤くなってやや慌てて)『調子に乗っていると』って言いましたっ! ですよね、北上さん?」

 北上「あ、ごめん。よく聞いてなかったよ」
 金剛「(委細構わず)宜しい。この金剛、高速戦艦の誇りに賭けてその20射線の魚雷悉く回避してみせま show! 表に出るですねっ!」

 比叡「金剛お姉さま、お姉さまがわざわざそんな失礼な小娘のお相手する必要はありません。この比叡、お姉さまの名代としてそこの軽巡に礼儀というものを叩き込んでやります」

 大井「小娘ですって! 金魚の糞の分際でしゃらくさい。とはいえ、面白いというかありがたいわ。金剛さんだけじゃ物足りないって思っていたのよ。構いませんからお二人で挑んで下さいな。片舷20射線、両舷で40射線あれば、お二人でもお釣りが来ますわ」
 比叡「まあぁああ! 私の事(お姉さまの金魚の糞ですって♪)はともかく、お姉さまにまでその不躾な物言い。やはり教育的指導が必要なようね」
 時雨「……えっと『調子こいてる』に『金魚の糞』に『しゃらくさい』って? 大井さん、割とカラフルな表現多いね」

 大淀「…………大井さん、金剛さん」

 大井「な、何よっ。何か文句が……って、金剛さん、どうしたの?」
 金剛「(ジャンピング土下座しつつ)も、申し訳なかったネ、オゥッ淀。もう反省会に関係ない話はしない。大人しく討議に参加する。超弩級戦艦の誇りに懸けて近いマスッ」
 大淀「(嫣然と微笑んで)それはありがとうございます。で、大井さんは?」
 金剛「(大井の耳元に口をよせ(結果的に満潮の耳元にも近づいて)声を潜めると)は、早く謝りなさイ。本気で怒ったオゥッ淀はこの鎮守府の誰よりも、いえ多分、我が海軍麾下のどの鎮守府の誰よりも、それどころかどの深海棲艦よりも怖いヨ」
 大井「何言ってんのよ、そりゃ大淀さんは生真面目だけど……(そこまで言うと周囲の異様な静けさに気が付いた大井は周囲を見回す。反省会の参加者のみならず、慰労会のほぼ全員がお喋りも食事も止めて自分たちを必死の形相で見つめている。武蔵や長門、赤城や加賀の鎮守府最強メンバーまでが真っ青な顔をして……ふと口を塞いだままになっていた満潮を見ると)」

 満潮「(こちらも真っ青になってこくこくと激しく頷いている)」

 大井「(大慌てで最敬礼して)す、すみませんでした、大淀さん。ちょっとじゃれ合いが過ぎまして。ほら、私は(北上さんは別格だけど)金剛さんと仲良しだし、ねー金剛っち?」
 金剛「(『金剛っち』って……語尾が『i』でないと親愛の情を示す接尾辞『っち』は使えないと思うのですけど……日本語は奥が深いネー)そうそう仲良しだからつい羽目を外してしまったヨ。でももう大井っちも私も真面目になるからどうか勘弁ネッ」
 大淀「分りました。お二人の的確な判断力と創意に富んだ分析力は戦訓分析には得難い力ですからね。宜しくお願いします。で、比叡さんはどうなさいますか?」
 比叡「(金剛の横に並んで正座済み)お、お姉さまがそう仰るなら比叡に否やはありません。大人しく戦訓分析に参加致します」

 大淀「(零れるような朗らかな笑みを浮かべて回りを見回す。一同は深い安堵の溜め息をついてそれぞれが中断していた行動に戻った)では、E6後半、空母機動艦隊の分析に移りましょう。主力は赤城さん、加賀さん、それに雲龍さんでしたね」

 赤城「(びくびく)は、はい」
 加賀「(おどおど)ま、間違いありません」
 雲龍「(にこにこ)はい、大丈夫です」
 天城「(雲龍の後ろに隠れつつ)お姉ちゃん、思ったより度胸あるなあ」
 葛城「(天城の後ろから、小声で誰に聞かせるともなく)というより、いつもの様にぼーっとしていて何があったか把握していないだけじゃないかと……それはそれで度胸据わっていると言えなくもないけど」

 天城「(葛城を振り向くと毅然とした調子(お姉ちゃんモード)で)葛城、雲龍お姉さまの事をそんな風に言うものではなくってよ」

 葛城「回りがどんな状況でも、それを委細無視して、必ず雲龍お姉ちゃんには『妹モード』、私には『姉モード』を使い分けてみせる天城お姉ちゃんもある意味凄いよ」
 
スポンサーサイト
艦これ | コメント(6) | トラックバック(0)
コメント
No title
台本的形式でここまでやるなら、逆に地の文を入れたほうが書きやすそうにも思えますね(笑)。もちろんさらに長くなりますけれど、制約もなくなるわけですし。
ともあれ、なんだかんだと仲の良さそうな……チームワークのありそうな鎮守府で何よりです。大淀さんが一番怖い人なんですね(笑)。酔って帰ってきた提督の命運やいかに……いやご褒美か。
そして相変わらずの朝雲。彼女こそ、原作では典型的ツンデレぶりを発揮しておりますが、だからこそ満潮さん相手に積極的に出るところは面白いですね。ツンデレ同士じゃ進まないだろうしなあ。

次は広告が出る前にお願いします(笑)。いやまあ、ウチの鎮守府、を妄想するのは艦これの醍醐味だと思うので、もずるさんのペースでかまいませんけれども。
No title
力作お疲れ様であります(敬礼

うーん、ろーちゃん愛されていますね。
やはり時代はろーでちなのか……
編成一つに丁々発止のかけあい、まこと楽しい艦隊模様。
なんのためらいも無くダメコン積んで進撃を繰り返したうちとはえらい違いです。

E6はほとんどコントだけで終わってるじゃないですかw
金剛がぶっ飛ばしてて楽しかったです。
twin-delayには笑いました。
しかし大淀さん強いですね……張り合えるのは鳳翔さんくらいでしょうか。まあ、オカンな鳳翔さんが大淀さんと衝突する場面なんてないでしょうけどw

E7以降の記事も期待しております。
No title
まだまだ続くよっ!・・・って、こんな長さになっていたとは!
しかも脱線が多くて、結局海域攻略はどこがどうポイントだったのか、よく読まないとわからなくなってくるし!

しかし、もずる艦隊楽しそうですねえ。
そして、大淀さんの統制が行き渡ってますねえ。
さすが連合艦隊旗艦。

長さと共にだんだん更新の間隔が空いていますが、そこは「グ○ンサーガ」とか「ア○スラーン戦記」とか「星界の○旗」の真似をしなくてもいいと思います。
はっ!ということは、もずるさん「巨匠」だったのか!(愕然)

でもほらもう、春イベのあと4-5も6-3も実装されてるし、祥鳳さんの梅雨グラに一言も触れないうちに季節限定終わっちゃったし、そのうち夏イベ始まっちゃうから!
No title
モリアーティ提督、コメントありがとうございます。
台本形式といいますか、志音さまの「祥子と祐巳のDay by day」みたいに台詞だけで完結させたかった(と宣言して何度か挑戦していますが未だ成功例無し)のですけど、状況説明をカギ括弧の中に無理やり入れるという体たらくです。
やっぱり普通に書いた方がよさそうですね。

朝雲さんは公式四コマの80話(まだ単行本未収録)ですと普通に朗らかで明るい女の子の印象でしたので、そんな子がへこたれる事無く満潮さんを構ってくれると嬉しいなあと……。
満潮さんについては、74話「翻訳」(単行本5巻)がもう完璧と言っていい取り扱いっぷりで大満足です♪ そうそうこれが満潮さんなんです!

で、E7、E8急ぎます。冗談や洒落でなく次のイベントが押し迫ってきていますし(震撼)。
No title
Lyths提督、コメントありがとうございます。
ろーちゃん可愛いですよね。母港の台詞で、提督が何を挨拶として教え込もうとしたのかすごく気になりますが。そしてゆーちゃんはいつ手に入るのか……やっぱりイベント要員ですかねー。

ダメコンに関してはお恥ずかしい限りで、一応『轟沈エフェクト』があるのを知らなくて「えっ、何か設定ミスった?」と慌てたのが最初のトラウマです。次にダメコン装備のつもりで大破進撃して、結局使わずに済みやれやれと帰投後に装備を外そうとしたらダメコン積んでなかったのに気が付いたのが二度目のトラウマでした。
以降、ダメコンは利用していません。溜まる一方で装備枠を圧迫しています。廃棄するのも惜しいし……。

鳳翔さん……ああっ、出すのを忘れてた(酷い)! ま、まだ間に合いますよね。
『艦隊のお艦』の称号が似合う唯一の艦娘である彼女を書かないと完全とは言えません。
頑張りますっ!

No title
マーフィ提督、コメントありがとうございます。
海域攻略ポイントは――ま、まあリアルタイム報告の方で(滝汗:反省会の意味なし)。

大淀さんは軽巡唯一の偵察機運用可能な4スロット艦である事に加え、立ち絵の闘志を感じさせる右手の握り拳も素敵で、その上眼鏡っ娘。やはり最強と言っていいのではないかと(自分の趣味丸出し)。

艦これには直接関係ありませんが、アニメのアルスラーン戦記いいですねー。
原作の楽しいコントを殆ど拾ってくれてますし、殿下はめちゃくちゃ可愛いしで♪
でもどう纏めるのでしょうか。即位までとしても後1クールでは足りそうもないですし。ボダン大司教がマルヤムに去るのが早かったですから、この後は原作と流れを変えるのでしょうか? ラジェンドラさんは切る訳にはいかないような気がしますが、ギラン編は丸ごとばっさり切られたりとか。

4-5まだ出かけてないんです。6-3は秋津洲さんを入れて出かけて、ラスボス戦でかなりボコボコにやられました。費用対効果を考えると編成をもう一工夫する必要があります。
とにかくE7、E8頑張りますね。

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。